ナイトワーク関係の仕事をしているとよく聞かれる質問の1つに、「ボーイ(ホスト)ってモテるの?モテるんでしょ?」というものがあります。
これはかなりよく聞かれるんですが、ボーイやホストは本当にモテます。

僕クラスでも、現役当時は女性を切らしたことはないくらいです。
この記事では、ナイトワークを目指す男性全員が気になっているであろう、「モテ」について語ってみたいと思います。

ボーイがモテる理由1:女性慣れするからモテる

まず男性が女性にモテるために必要な要素とは何でしょうか。
「ルックスがいい」、「お金を持っている」、「人間性」、「相性」など色々な意見があると思います。

しかし実際問題として、それらの要素は「モテを補強する」程度の要素にしかなりません。
モテるために最も重要なことは、「女性慣れ」です。
「場数と経験」といい換えてもいいでしょう。

ボーイは仕事をこなしていく過程で、かならず女性であるキャバ嬢とコミュニケーションをとることになります。
こうした経験を積んでいくと、自然と接触することそのものに女性に慣れてくるので、「相手は女性だ」というような余計なことを考えなくなってくるのです。
良い意味で相手に気を使わず、自然体で接触できるようになります。

また一口にキャバ嬢といっても、みんなただの1人の人間です。
当然様々なタイプ、性格の人がいます。
つまり仕事をしているだけで、多様な女性と会話をする経験を積むことができてしまうのです。

ボーイがモテる理由2:そもそもキャバ嬢にモテる

またボーイはとにかくキャバ嬢にモテます。
特別ルックスが良くなくても関係ありません。
本当にとにかくモテるんです。

仕事上がりに、ボーイ仲間やヒマなキャバ嬢数人で連れ立って、ノリでどこかに遊びに行くこともあります。
それなりに深刻な悩みをキャバ嬢から打ち明けられて、一緒に悩んだり解決するためのアイディアを考えたりすることもあります。
ボーイとキャバ嬢は、とにかく濃密なコミュニケーションを取る機会が多いので、距離感が勝手に縮まってしまうことが多いです。

またキャバ嬢にしてみれば、疑似恋愛を仕事にしているので、お客さんを男として見ることはありません。
男性は基本的に売上の元にしか見えていないと思います。

しかしボーイは、そういった表面的な利害関係が挟まりにくい上に、仕事で常に接している身近な男性です。
そうした理由があるので、ボーイはキャバ嬢から気を持たれやすいです。

またナイトワーク特有の昼夜が逆転している生活のせいで、ボーイ以外の男性とプライベートでも知り合えないという点も影響が大きいと思います。
しかしキャバクラでは、ボーイとキャバ嬢が恋愛関係になることは禁じられています。

「風紀禁止」という言葉を聞いたことのある人もいるのではないでしょうか。
風紀に違反した場合、かなり法外な罰金を科せられるので気をつけてください。
僕がボーイをしていた頃も「罰金100万円」など、かなりきついペナルティを負わされて失踪したボーイもいました。

ホストがモテる理由1:女性の心を理解している

モテなければホストとして仕事をすることができないので当たり前なのですが、当然ホストはモテます。
というよりも職業柄、モテるためのテクニックを呼吸をするかのように駆使しているので、モテないわけがありません。

例えば、ホストは女性と会話をする際、常に余裕を持っているように見せかけるため、上半身や視線を意識的に固定し、揺るがなさをアピールしています。
また相手の女性をしっかりと観察し、趣味嗜好を見切った上で、その女性が望んでいる扱い方をしてあげるのです。

そのためにはかなりクサいこともやりますし、一見すると頭が悪そうに見えるような演出もします。
熟練のホストになると、こうした女性心理を逆手に取った行動を、一切意識することなく、本能的に繰り出せるようになるのです。
モテないわけがありません。

ホストがモテる理由2:異性を追わずに異性に追われる

このような、女性の注意や関心を惹きつけるテクニックは山ほどあります。
しかし最も重要なテクニックは、押す技術ではなく引く技術です。

不思議なもので、人間は好意を得たいと思った人を相手にすると、目の色を変えて追いかけてしまいます。
しかし、追いかけられると逃げたくなるのも人間です。

しかしホストは、普通の人間なら執着の気持ちから必死で追いかけてしまうところを、グッと我慢することで、むしろ追いかけさせるように仕向けていく技術を習得しています。
つまり手に届きそうで届かないという距離感を演出するのです。
これがうまくハマると、自分からは何もすることなく、女性からの連絡がひっきりなしに入り、求められる男になることができるでしょう。

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